製品までの品質管理の係わり
1. 原材料の調達
原材料の調達における品質管理とは、原材料そのものの品質を管理することは勿論ですが、弊社の品質方針をご理解いただける企業様と情報を共有できる信頼関係を築き、原材料を安定して供給いただくことと考えております。
原材料
加工品や調味料の場合は規格書をもとに精査します。
サンプルを取り寄せて検査・検品、試作検討した上で、最終的に調達先を決定します。加工度が低い農産物や畜産物は定期的に現地の企業に赴き、生産現場を確認しています。また、弊社の規格にあわない部分があれば、調達先に改善の要請や、弊社の完成製品にあわせた細かな仕様変更を依頼させていただきます。
2. 原材料管理
調達先から弊社工場までの輸送状態や、届いた原材料の状態を管理しています。
納品時確認
納品時の状態が、規格通りの原材料であることを納品時に受入検査をして確認します。
また、ロットや賞味期限の管理によって、弊社の製品に万が一トラブルがあれば、製造時期や要因となった原材料を特定できるようにしています。
3. 製造工程のマニュアル化
製品の仕様が確定すると、その製造工程で起こりうるハザードを洗い出します。それらのハザードを低減・除去し、安全に製造するための管理基準と管理手順をマニュアル化します。マニュアルは完成すれば終わりではなく、商品管理部と製造部がダブルチェックを行いながら運用し、必要に応じて見直しをしています。
4. 工程管理
マニュアル通りに製造するために工程管理をしています。
各ラインの巡回チェックを行い基準通りに製造されているか確認するための測定や分析、拭き取り検査を実施しております。製品はロット毎に官能検査や細菌検査等の製品検査を行い、検査に合格した製品だけを出荷しています。法定規格より厳しい自社規格を設け管理することにより、高い品質につながっています。
5. 納品
でき上がった製品がお客様のもとに届くまでを管理するのが品質管理であると考えます。
製品の品質を保つためには、輸送中の適切な温度管理が重要です。また、梱包などに破損がないように取り扱いに十分に注意をしています。